雨漏り?結露?
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クロス屋さんも一緒に入っていた現場です。
既存のクロスを剥がしたクロス屋さんが「雨漏りで下地のベニヤがふやけてる、参ったなぁ」という声が。
OK-CRAFTSは珪藻土の施工が入っていたのですが、確認すると確かに黒いシミが出来ており、ベニヤはフカフカ。(その写真取り忘れました...)
これではクロスを張り直せないので、急遽ベニヤを交換することに。
普通であれば、大工さんを呼んで後日直して貰うようになうのですが、そこは多能工的に動けるOK-CRAFTS!
まずはベニヤを部分的に剥がして調査。
ベニヤだけではなく、桁、間柱も黒くなってます。
「これはまずい」と一瞬焦りましたが、確認した所、桁、間柱は表面だけの被害で、腐ってはいませんでした。お客様にも堅い状態を確認して頂き、ホッと一安心。
しかし、原因は?
調査した結果、外部からの雨漏りではなく、グラスウールが下がって空隙に生じる壁体内結露でした。
現在では、グラスウールを張る際は防湿層を設けて、室内の湿気を壁内に流入させないようにするのですが、リフォームの現場で見る限りではほとんどこのような状態になっている現状です。
事務所も近かったので、ベニヤと新しいグラスウールを取りに行き、部分的ではありますので根本的な解決とは言えませんが、補修は完了!
今回は部分的な補修という事なので、グラスウールにて対応しましたが、空隙(壁の中の隙間)を作らないようにするには、セルロースファイバーが間違いなく一番です。
筋交い、コンセントボックス周辺も隙間無く吹き込まれます。
断熱や気密は何を使うかよりも、しっかりとした施工が重要です。
セルロース断熱の専門工がいるOK-CRAFTSを宜しくお願いします!
イメージはこんな感じです。(左:セルロースファイバー 右:グラスウール)